2011年6月25日土曜日

囲碁教室の様子

光明学園ではクラブ活動の1つに囲碁・将棋クラブがあります。
6月25日(土)13:30より日本将院プロ棋士九段の時本先生をお招きして、5階ふれ合いホールで子ども達と保護者の皆さんの部、職員や一般の大人の部と分けて囲碁教室を行いました。

お家でお父さんやお母さん、おじいちゃんやおばあちゃんと囲碁を遊んでいるお友達はルールを分かってスタートしていますが、ほとんどのお友達は初心者です。


囲碁板は土地に例えられます。空き地に杭を打ち、陣地を取り合う2人でやるゲームです。なるべく広い土地を取ろうとするから戦いが起こり、最後に多く土地をとった者が勝つ、読みと読みの知恵比べ勝負ゲームです。


囲碁もルールがあります。礼にはじまって礼に終わること。2人でするゲーム。黒と白の石を使い、黒の石の人から打つこと。石を相手の上に置いてはいけない。相手の石を囲むと取れる。線と線の重なる場所に石を置く。などの基本ルールです。他にも今日は、石が取れる事をアタリと呼ぶこと、1つの石をつなぐ・切断するなどの呼び方、端っこの隅から打つと陣地がつくりやすいなど色々なテクニックの考え方を教えていただきました。


光明学園では職員も囲碁初心者の人が多く、普段はボランティアの先生に来ていただいています。牛田小学校の囲碁クラブでも教えておられる先生で牛田小学校よりご推薦いただきました先生です。偶然にも息子さんが光明学園出身ということもあり、快く光明学園の囲碁・将棋クラブの先生を引き受けてくださいました。地域の方や保護者の方で囲碁や将棋がお好きで、子ども達に教えてあげるよ!っという方がいらっしゃいましたら是非教えてください。(電話:082-228-5595 担当:
永野)


牛田の町では毎年囲碁・将棋大会が光明学園で行われます。今年は7月18日です。毎年100人位おられる参加者の中で小学生が1位になった年があるんだよ。と先生に教えていただきました。いつか5歳児が一位に!?なんて事があるときがくるかもしれないですね。


人生も学校の勉強も同じく、囲碁も、
" 教えすぎず、考えさせることが大切!"とのことです。


今日は先生の質問に答えたり、友達と実際に囲碁をしたり、時本先生のやり方をみたり、碁石を使ったゲームをしたりと楽しい時間を過ごしました。


時本先生より囲碁は2歳から楽しめると教えていただきました。囲碁を通して高齢者さんと子ども達、お父さんお母さんと子ども達、先生と子ども達・・・っと世代を超えて楽しめますね。


黒い石と白い石を線と線が交差しているところに置いていきます。囲碁は陣地とりゲーム。線を道に例えて、相手の石からでている道を全て囲んでしまえば相手の石を取れるんだ!と考えると分かりやすいと思います。


お家で遊ぶときは、最初は碁盤の上に2つずつ石をオセロのように置いて、相手の石を囲んで取る遊びから始めると楽しいと思います。


囲碁や将棋は高齢者の方も一緒に楽しめるゲームです。いつか高齢者の方と交流の1つになれるといいなっと思っています。
これからも広島光明学園では、色々なイベントを企画して、子どもも大人も興味を持って一緒に学べ、育っていく環境作りに力を入れていきたいと思っています。

今日の様子の動画
 

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